スグできる! 人材定着25の実践ーもう誰も潰さない! 辞めさせない! ー
川越雄一の新刊ができました! 2020年10月1日発売
新入社員の定着は、採用難が続く中小企業にとって大きな課題です。
人を大切にする経営学会会員の著者が、「なぜ採用してもすぐに辞められるのか」と悩む中小企業の経営者・管理者の方に、「三日三月三年」といわれる新入社員が会社を辞めたくなる周期を乗り越えるための実践的な処方を提案します。
入社後3年間を5つの想定期間に分け、
それぞれ「安心させる」「馴染ませる」「信頼関係を築く」「認める」「自信を持たせる」
ための実践を重ねることで新入社員を育成し、3年以降も会社の求める人材として活躍できる基礎をつくることができます。
日々の経営に苦労しながらも「働く人が幸せを感じる会社をつくりたい」と願う経営者・管理者の皆様に、役立つヒントが詰まった一冊です。
【目次】
プロローグ なぜ採用してもすぐ辞められるのか
〇せっかく採用しても定着しない
〇採用した人を早々に潰しやすい会社の問題初動
〇従業員が定着しない会社の失敗事例
〇「何だ、この程度のことか」で定着はグンと良くなる
第1章 まずは安心させる〈採用時〉
〇実践1 雇用契約書は仕事をさせる前に取り交わす
〇実践2 社会保険などの手続きはテキパキと行う
〇実践3 新入社員への対応は社内でブレないようにする
〇実践4 多少のミスマッチは職場の雰囲気でカバーする
〇実践5 新入社員の家族にも安心してもらう
第2章 安心させたら馴染ませる〈採用後1カ月程度〉
〇実践6 まずは会社に馴染ませる
〇実践7 自主的でも残業はほどほどにさせる
〇実践8 試用期間を通じて会社の求める人材に育成する
〇実践9 初任給日を感動日にする
〇実践10 身近にいる先輩社員の帰属意識を高める
第3章 馴染ませたら信頼関係を築く〈採用後3カ月から6カ月〉
〇実践11 賃金計算は雇用関係の本丸と心得る
〇実践12 試用期間満了時に雇用関係の再確認をする
〇実践13 身元保証人さんとの信頼関係をつくる
〇実践14 正社員登用で従業員相互の信頼関係をつくる
〇実践15 イーブンな関係で信頼関係を保つ
第4章 信頼関係ができたら働きぶりを認める〈採用後6カ月から2年〉
〇実践16 最初の有給休暇付与日に取得マナーを伝える
〇実践17 研修会後のひと手間で研修効果をグンと高める
〇実践18 新入社員の誕生日を祝い仲間として認める
〇実践19 入社1年過ぎたら〝追肥〟を施す
〇実践20 3年目離職対策は3年前に打っておく
第5章 認めたら自信を持たせる〈勤続3年〉
〇実践21 3年勤続に感謝し働き続ける意欲を動機づける
〇実践22 資格・検定の取得奨励でスキルアップさせる
〇実践23 従業員の努力に見えるカタチで報いる
〇実践24 新入社員の教育係を通して自信を持たせる
〇実践25 俯瞰力を鍛えて次のステージへ進んでもらう